カードローンがある場合の住宅ローン審査

カードローンは足かせになる?!

マイホームは多くの人にとって人生最大の買い物ですが、一度購入すると長期間にわたって利用できることから、ローンで購入した場合も、返済の代わりに家賃の支払いが要らなくなります。

住宅の賃貸と購入、どちらが有利かという命題は、一人っ子で親の住む家を引き継ぐかなど、個人の事情で異なるため、一律の答えは出ませんが、賃貸の場合は住み続ける限り家賃を払い続ける一方、購入ならば借り入れの返済が終了すれば、当然あなたの財産になるので、これからの老後の生活の安心につながります。

 ローンの借入可能額や金利、借入期間などの条件は、借り手の信用と相関関係にある貸し手の回収リスクで決まります。住宅ローンは担保が当然必要です。そこで不動産を担保にして、長期間、低金利で高額の借り入れを可能にしていますが、担保価値とともに、本人の返済能力が不可欠です。

 住宅ローン審査では、年収に対して返済率をかけて年間の返済可能額を計算、そこからカードローンや自動車ローンなどの他の借り入れのための返済額を差し引いたものを、住宅ローンの返済に充てられるものとして借入可能額を計算します。例えば、年間の返済可能額が300万円の人が、カードローンの返済に年間50万円必要ならば、住宅ローンの返済可能額は250万円になり、借入可能額は300分の250になる計算です。

 一般的には住宅ローンよりもカードローンのほうが期間が短いので、頭金を減らしてでもカードローンを完済したほうが住宅ローンの限度額は高額になりますが、その場合は、審査段階で、住宅ローン実行までに完済を予定していることを申し出れば、カードローンがない前提の融資条件を知ることができます。